AIエージェントに、APIキーを見せてはいけない。

trustless はエージェントのコンテキストウィンドウから憑据を遠ざける。シークレットはプロセス層で注入され、出力から除去され、送信トラフィックではマスクされる — エージェントが受け取るのは API レスポンスだけ。キーは渡らない。

Go依存ゼロ単一バイナリMIT321 tests (-race)cosign署名 · SBOM
curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/ikkun1222/trustless/main/scripts/install.sh | sh

Linux / macOS · 既存の pass / Bitwarden ストアをそのまま読む — 移行不要・新しい vault も不要

trustless とは

AI コーディングエージェント(Claude Code / OpenCode / Codex)はサービスを呼ぶために API キーを必要とする。従来の構成ではキーは .env やエージェントの環境変数に入る — つまりキーはエージェントのコンテキストウィンドウの中に存在し、プロンプトインジェクションや過剰に冗長なデバッグログで漏れる可能性がある。

trustless はそのモデルを反転させる: エージェントはシークレットを名前で参照し、broker がプロセス層・トランスポート層で値を解決する。エージェントは平文を一切保持しない。

従来:     agent → キーを見る → キーを使う → キーがコンテキストに入る → 漏れる
trustless: agent → 「GITHUB_TOKEN を使って」と言う → broker が解決 → agent は API レスポンスを受け取る

4つの層

trustless run

サブプロセスに環境変数として凭据を注入し、stdout/stderr を脱敏 — 生値・base64・URLエンコード変種のキー値がエージェント可視の出力に現れない。

trustless proxy

ホスト単位で header/query を注入する HTTP フォワードプロキシ(EDINET / e-Stat / xAI / OpenRouter 等)。HTTPS は MITM 対応。エージェント側の設定変更は不要。

trustless serve

OpenAI 互換エンドポイントなら何でも使える統合 DLP リバースプロキシ。送信 LLM リクエストをパターンスキャン(キーワード→RE2→エントロピー)し、マシンから出る前にマスク。SIGHUP でホットリロード。

trustless dlp scrub

予防は失敗する。だから消去がある。セッションDB・ログへの2層脱敏(既知値 + パターン)+ FTS再構築 + VACUUM — バイト単位で本当に消える。「隠しただけ」ではない。

OAuth トークン(Google / Lark)は自動リフレッシュ付きで管理され、すべての解決は追記型の構造化監査ログ(ファイル / journald)に記録される。

競合との比較

「AI エージェントからキーを遠ざける」領域には複数のツールがある。trustless はサブプロセス注入 + 出力脱敏統合 DLP(出送信脱敏)既存パスワードマネージャバックエンドを単一の依存ゼロバイナリに組み合わせた唯一のツール。

trustlesstenevaultyagent-secrets
注入方式サブプロセス env + HTTP プロキシサブプロセス envHTTP プロキシ + MCPサブプロセス env(lease)
既存バックエンド(pass/Bitwarden)❌ 独自 vault❌ 独自 vault❌ 独自 vault
出力脱敏✅ run + proxy
DLP(出送信脱敏)✅ 統合一部(request)
OAuth トークン管理✅(google/lark, refresh)
依存0(単一バイナリ)Go staticGo staticGo static
ライセンスMITMITMITMIT

2026年8月時点の比較。

信頼できる理由

完全なドキュメント・インストール方法・設計文書は GitHub リポジトリに — または ドキュメントをこちらで。 漏れや欠けている層を見つけたら Issue を開いてほしい — このプロジェクトの存在意義は、脅威モデルが動く標的だということだから。